1984-04-07 第101回国会 参議院 法務委員会 第5号
常に経営者は組合を御用化しようという欲求に駆られている。このために労働法が長い歴史を経て各国に生まれているという歴史的な経過があるわけであります。したがって、管財人として裁判所が選任しようとしてつかまえたその人物が、こういう労働組合に対する注文をつけてきた場合に一体裁判所としたらどうしたらいいのだろうかということであります。
常に経営者は組合を御用化しようという欲求に駆られている。このために労働法が長い歴史を経て各国に生まれているという歴史的な経過があるわけであります。したがって、管財人として裁判所が選任しようとしてつかまえたその人物が、こういう労働組合に対する注文をつけてきた場合に一体裁判所としたらどうしたらいいのだろうかということであります。
○三谷分科員 この差別の原因というのは、いまからすでに十数年前になりますが、会社側が労働組合を御用化するという意図を持ちまして会社側の意図するような組織、志宝会と言っておりますが、これをつくったわけでありますけれども、これに参加しなかった労働者、二百名中四十五名ほどおります。それが恐らく一つの原因であろうと思う。もう一つは、松本さんが作業着の洗いがえを要求した。
そのほか、全日農あるいは全農総連という、これは純粋の農民の組織ですから、経済団体、半ば御用化した農協団体の行動や運動とはおのずからこれは性格が違うわけですから、この分については従来どおりですね。
こうした事態を放置しておりますと、結局審議会の御用化がますます促進されることは明白ではないでしょうか。
つまり具体的に申し上げれば、この前青島委員からもずいぶん峻烈な意見が出ましたがね、協会の最高の意思決定機関である経営委員会、そのあり方、あるいは経営委員の任命の方式及び会長の経営委員会における任命、会長の手による副会長以下理事各位の任命、こういう一連のものがやはり御用化、御用放送というものに意図的に意識的に他意的に結びつけていけば結びつかないこともない。
一方、組合の側からいわせると、うかつにそういうことで相談に乗ると組合が御用化する、労使が協議をするとか労使の協調ムードというものは、組合の戦闘性にとって支障があるから近寄るなというような考え方が非常に強かったのですが、特に最近の技術革新の時代におきましては、民間企業では、相当広い範囲にわたって労使協議制というものが行なわれております。
一つはどういうことかというと、人事面を通じて動労の組合御用化をはかっておるという点。それから一つは労使慣行がすべて一方的に破棄をきれる。
今日、国民は、政府のNHK支配をはじめ、スポンサーを通じてのマスコミの御用化に対して、強い批判の目を向けているのであります。
もし、単にその審議会の新設というその理由が、審議機関の御用化や、あるいはまた御都合主義にあるとするなら、これは国会審議尊重の上からも、断じて許しがたいと思うのであります。これが総理大臣にお尋ねしたい第一の問題点であります。 次は、今日の医療保障のあり方についてであります。
だから、労働組合法の場合には、そういう者を入れると御用化するからうまくないと、こういう。みんなと一緒になっているときは御用化するからぐあいが悪いけれども、自分らだけがつくったらけっこうだと、そういう理屈はぼくは成り立たないと思う。それは団体つくることはそれぞれいいでしょう、団体つくることは。
さらに無試験資格認定を税務署員に与えることによって、官僚御用化部隊の業界への大量投入を企図することでその全きを期している節が露骨に見られることは、民主議会と政党政治をゆがめる提案であって、まことに心外に耐えないところであります。私は本委員会がこの危険な改正案を審議せんとする今日、この危険性を具体的に実証し、警告するためにあえて長官に向かって質疑をいたさんとするものであります。
だから、たとえば地方において酪農組合とか、そういう乳業の組合があっても、これが会社の従属的な地位に置かれており、全く御用化しておるわけです。そういう状態での一体化というのはこれは好ましくないわけです。だから会社に生産者が従属しておる、生産者団体が御用化しておるというこの形を会社側においても改めるようにするためには、生産者に力を与えるという、そういう育成の努力といいますかも必要だと思うのです。
これは新聞、ラジオというものを統一したために、政府の機関に御用化してしまったために正しい世論が出なかった。それと同じように、莫大な経費を使いながら、今度の場合も、中央調査社だけに調査を依頼したという理由は、新聞社の機構なぞよりもはるかにこの中央調査社の方がすぐれているということで選んだものかどうか。一応このことは重大な問題だと思うので伺っておきたいのですが、どうなんですか。
このような状況の中で、昭和三十三年の十二月一日と同月二十七日の二回にわたりまして電化従業員革新同盟の名で労組の諸君に告ぐと題し、電化——電化と申しますのは電気化学工業の略でありますが、電化の横暴と御用化した電化労組に対し痛烈な批判をしたビラが青海町一帯に配布されたが、さらに職場を明るくする会という名で労組を批判した印刷物が配布されたのであります。
なぜもっと組合側の主張をこのべース勧告と同時に、まあまあでもいいから満足する段階だというような、そういう結果にならないで、全く今度は人事院の御用化が、この線からは強く指摘をされているという、まあきわめてこの問題については不安定な労働事情を一般公務員に与えた勧告を見られていると、こういうことについては、非常に私は、人事院として、いささかその点についての考え方といいますか、思慮といいますか、そういった点
岸内閣の教育政策は、世界の平和と民主主義の危機をめぐる国際政局の中で、米国の対日政策路線に協力し、日米独占資本と権力を総動員して、なしくずしに日本の核武装化をはかり、日米安保条約を改定し、日本のファッショ体制確立のための御用化として仕組まれているものであります。
その修正の内容を見ると、勤評政策の本質的なねらいは、日本の未来の主権者である日本の全青少年を政治権力と独占資本の支配のもとに盲従させ、彼らの政治的野望を満たすために日本の教育を骨抜きにし、御用化しようとするきわめて正悪質なおそるべき政治的陰謀に基くものである、従ってこれに対する修正や妥協は絶対にあり得ないものであり、長期かつ粘り強く勤評粉砕の日まで徹底的に戦い、平和と民主主義を擁護することがわれらの
そうすれば今のような事情を背景として、もっていかんとなす、こうおっしゃれば、これは明らかに御用化であり、争議介入であるというような意図をもって出された法案に対しては、善良なる市民はとうてい賛成できないことは明らかです。
いろいろな意味において政府がこれだけ発言するような、そういう機構であると少くも客観的にながめると、その機構の中からは御用化を生み出す要素を多分に持つ。従ってそういう危険性をなくせしめるための、先ほどから申し上げた私の考え方をどうぞ御参考にしていただきたい、こういうことであります。
私はあなたを疑うわけではないけれども、池田・ロバートソン会談以来の一連の動き、その中の一つの歯車の役割をする労働教育、いわゆる左手のコーランの役割の仕事がもしありとすれば、これらの二つの労働教育の中における一つである組合御用化の道、あなたの意図しているものと違った方向に追いやられる可能性が出てこないとも限らない。こういう点が心配なのです。
署長はどこかに転任をさせまして、やがてどこか適当な職を見つけて退職したと聞いておりますけれども、これらの当局者に対しては何らの糾明をしないで、片方だけを糾明するというやり方は、さっき与党の委員からも申されましたように、労働組合を御用化し、労働組合の先頭に立って働く者をなくするという意図があるから、そういうえこひいきな措置をとったのではなかろうか。